シンガポールで行われるF1のGPは9月の末、20日前後に行われることが多いです。マリーナベイ・ストリート・サーキットで行われます。このサーキットは2008年に創立された新しいものですが、実はシンガポールが独立する以前の1961年にオリエント・イヤーGPとして開催されています。このコースは市街地コースとなっており、開催日程に合わせて道路を一時閉鎖して行われています。もともと観光業のひとつとして誘致されており、周辺には高級ホテルや観光名所、オフィスビルもあるので、非常に行きやすい場所でもあります。シンガポールに限らず海外のF1チケットを購入する方法としては、直接F1公式サイトで購入する方法と、旅行会社や代理店に手配してもらう方法があります。現地で入手する方法もありますが、より良い席を早く確保したい方は先に購入することがおすすめです。
シンガポールGPの最大の特徴はナイトレース
F1が最も盛り上がるのは欧州です。そこで欧州の方たちが番組を見てくれる時間帯に合わせたナイトレースを先駆けたのがシンガポールGPです。赤道付近のシンガポールは高温多湿であることに加え、夜20時、21時に開催されること、夜間に照明をつけて行うため視界の暗さは無いとはいえ24時間耐久レース以外ではほとんど行われない暗いなかの照明の明るさだけのレースとなっている、そして市街地コースが多く長いレース時間と心身ともに慣れない環境と緊張感で調整の難しいレースといわれています。そのため1年間で最もタフなレースと言った選手もいるほどです。観客側からといえば、サーキットコースと観客席が近い、市街地に作られているコースもあり、そしてナイトレースという点で、昼の日差しの下で行われるレースとはまた違った盛り上がりをみせています。
注目の観光地である場所で行われるシンガポールGP
シンガポールと言って最初に思い浮かぶもののひとつにマーライオンがありますが、こちらはマーライオンパークという場所にあります。そして今話題となっている観光地のひとつに世界各地の植物を見ることができる近未来型植物園のガーデンズバイザペイや、ホテル、火事の、ショッピングモールが集まる空中庭園のあるマリーナベイサンズと、近未来的な異国情緒を楽しむことができます。そしてシンガポール最大のイスラム寺院サンタンモスクやインド神話を祀るヒンドゥー教寺院スリ・ヴィラマカリアマン寺院、スリ・アリアマン寺院などの歴史を感じさせる建物もあります。GPは夜に行われますので、それまでの時間をF1のイベントを楽しむ、また周辺の観光地を楽しむなど自由な楽しみ方ができます。まさに町ごと楽しめる場所シンガポールです。