シンガポールで開催されるGPは他国開催のものとどこが違うのか

シンガポールで行われるGPは自動車レースです。中でもF1はレースの最高峰と言われています。サーキット場はなんと一般車が走っている市街地を利用しているため、サーキットが行われているマリーナベイ・ストリート・サーキットはF1レースのなかでも市街地コースと呼ばれています。F1初のナイトレース会場としても有名ですが、これはヨーロッパ諸国のファンが時差のある状態でもテレビ観戦ができるように配慮されたことによります。ですが、現地では美しい夜景とレースと楽しめて、真夏の大きなお祭りのような雰囲気です。コースの中にはマリーナエリア、コースの後ろにはマーライオンが見え、いつもと違うシンガポールを楽しむことができます。シンガポールGPのチケットは数種類あり、チケットによって観戦場所が異なりますので、チケット内容は忘れずに確認する必要があります。

シンガポールGPの観戦について

シンガポールのGPで使われるコースは全長5063メートル、コーナーは23個あります。これを反時計回りに61周します。平均速度は時速142キロメートル、最高速度は時速323キロメートル。なかなか体感することのないスピード感に興奮を感じる方も多いです。何を感じたいのか何を観たいのかで観戦するスタントを選びましょう。市街地はあくまで公道ですので、交通規制やサーキット内の行き来には制限がありますので注意が必要です。観戦場所にはメインとなるビットの向かいに建つビットスタンド。こちらはスタートからゴールまで観ることができます。マリーナ地区にあるのがベイグランドスタンドです。ウォーターフロントと夜景が広がるこちらのスタンドでは、F1マシンが真下を駆け抜けます。基本的にはスタート、ゴールラインが人気のようです。

シンガポールGPの楽しみ方について

シンガポールで行われるGPの特徴はナイトレース、市街地コースのほかにもF1マシンから観客席が近く、レース後には一般観客者がコースに入れるという特徴があります。またドライバーズパレードがあり、1人1台のクラシックカーに乗って回るパレードも見ものです。また有名アーティストがコンサートも開催されており、エンターテインメント性の高さも魅力です。その他にも屋台やグッズ販売など子供たちも楽しめるブースもあり、日中は家族連れで楽しむことができます。サーキットに関して12歳未満は保護者同伴、7歳未満は制限があるので確認が必要です。レースが終わると市街地コースは一般道に戻ります。その公道をたどっていくと、レースのタイヤ痕を見ることができます。レースの余韻を楽しめるのもシンガポールGPならではです。このシンガポールGPでF1や他のモータスポーツのファンになる人もいるそうです。